ゼロからでもピアノは弾ける

趣味ではじめた大人のピアノの記録。2004年に45才でバイエルからスタートしてクラシックの原曲に挑戦中。消音ピアノの活用や練習のヒント、工夫など。気が付けばピアノ歴10年越えです、相変わらず、下手です。はぁ・・・(^^)
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中級レベルの教本あれこれ
●いろいろ買ってみました

「ブルグミュラー25の練習曲の次の教本」選びの話の続きです。

実物を見ないことには「教本選び」は先に進みません。 少々投資が必要ですが、「中級向き(あるいは中級前半向き)」とされている教本やCDをいくつか買ってみました。

以下、私の独断と偏見によるリストです。

●ツェルニー30番



曲の長さ 全曲1〜2ページに収まっており、長さの点では適切だと思います。
テクニック・四期のバランス 古典期、特にベートーヴェンを弾くためには役に立つんだそうです。 逆に言うと、まったく曲調の異なる曲に関してはバランスを欠くことになりそうです。 また、「左手伴奏・右手メロディー」というパターンが多いそうです。
おもしろさ 前の記事にも書きましたが、私には「超つまんない」です。
CDはあるか? 何種類かあります。 「音楽性」や「演奏者の解釈」をうんぬんする曲ではないので、十分でしょう。
全体評価 前にも書きましたが、これを無理やり弾かされたら、ピアノ嫌いになりそうです。 プロを目指す方には必須なのかもしれませんが、私はイヤです。
ちなみに、教本も何種類か出ていましたが、上のアマゾン・リンクのものは「手の筋肉の説明」とかが載っていたので、私はこれを購入しました。


●バッハ インベンションとシンフォニア



曲の長さ 多少の長い・短いはありますが、全曲2ページに収まっています。 ちょうど手ごろな長さだと思います。
テクニック・四期のバランス バッハですから、当然、時代的には一番古いバロック音楽になります。 テクニック的にはバロック主体となります。
ただし、バッハの音楽は現代音楽にも通じるものがあり、「史上最高の作曲家」だという人もいます。
また複数の旋律を同時に奏でるポリフォニーの練習に適しています。
練習する価値が大いにある本だと思います。
おもしろさ バッハ、けっこう好きな作曲家です。 この「インベンションとシンフォニア」はもともと教育用に作られたものだそうですが、芸術作品としても十分鑑賞できます。 「ピアノで弾いてみたい」と思わせる魅力があります。
CDはあるか? 「教本の模範演奏」ではなくて、「芸術作品」として演奏がたくさんあります。 CDを選ぶことに不自由はありません。
全体評価 全曲は時間的に無理でも、抜粋して何曲か練習してみたいと思います。
ちなみに、この本も何種類か出ていましたが、上のアマゾン・リンクのものは奏法の解説が一番詳しそうだったので、私はこれを購入しました。


●ソナチネ



曲の長さ けっこう「高密度印刷」になっていますが、1ページ以下〜2ページ程度に収まっているみたいです。 まあ、適切な長さでしょう。
テクニック・四期のバランス ツェルニーとならぶ中級教本の定番です。 いろいろな作曲家の曲集であり、古典期音楽主体です。 当然、古典期の音楽の練習に適しているんだと思います。
おもしろさ 微妙な言い方ですが、「つまらなくはない」です。 いちおう、ちゃんと音楽になっていますし。 もしこれでいろいろなテクニックが身に付くのであれば、練習曲と割り切ってやってみてもいいかな、というレベルです。
CDはあるか? 何種類かあるようです。 特に困ることはないでしょう。
全体評価 う〜む、微妙ですね。 曲自体は少々古い感じがしますが、数をこなしていく快感はありそうな気がします。 先生に勧められれば、やってもいいかな、という感じです。


●ブルグミュラー 18の練習曲



曲の長さ 全曲2ページに収まってます。 適切な長さだと思います。
テクニック・四期のバランス こちらは、ロマン期の定番教本「ブルグミュラー 25の練習曲」の続きのような本です。 近現代は無理ですが、けっこういろいろなテクニックが学べそうな気がします。
おもしろさ かわいらしい作品が多いですね。 それなりに面白いと思います。 ただ、「ブルグミュラー 25の練習曲」をずっとやってきたので、正直、ちょっと別の本に浮気したい、という気分です。
CDはあるか? 何種類かあるようです。 特に困ることはないでしょう。
全体評価 本としては申し分ないと思いますが、いまはちょっと別の本をやってみたい気分です。 いずれ、何曲か抜粋して練習してみてもいいかもしれません。


●ギロック 叙情小曲集



曲の長さ 半ページから2ページ程度です。 若干短すぎる曲もありますが、まあ適切でしょう。
テクニック・四期のバランス ギロックは近現代の作曲家に分類されると思いますが、この本自体は「ロマン派様式」なんだそうです。 そうはいっても、新しい音使いが多少は入っているような気がします。
おもしろさ CD聞く限り、けっこう面白いですね。 飽きないと思います。
CDはあるか? 種類は少ないのですが、いちおう、あります。
全体評価 それなりに勉強になりそうだから、やってもいいかな、という気がします。


●バルトーク ミクロコスモス



曲の長さ この本は、初期の導入段階から使うようにできています。 「中級用」として使うなら、下巻(オリジナルの4〜6巻の合冊)でしょうか?  とりあえず、1〜2ページ程度の曲が多いので、適切な長さだと思います。
テクニック・四期のバランス どちらかというと、「現代音楽の入門書」みたいです。 優れた教本として勧めている人もいるみたいです。 (私の知識では、よく分かりません)
おもしろさ 「バルトークは好き嫌いが激しい」そうですが、私には、どうも、合いません。
CDはあるか? 何種類かあるようです。 特に困ることはないでしょう。
全体評価 ちょっと、私の感性に合わない感じがします。 基本的に「パス」です。


●ギロック ジャズタイル・ピアノ曲集



曲の長さ ほぼ全曲2ページで、ちょうどよいと思います。
テクニック・四期のバランス あたりまえですが、ジャズ風です。 でも、クラシック系の練習をずっとやってきて、ちょっとジャズに浮気したい、という方はお勧めです。
おもしろさ 面白いです。 「飲み屋のピアノ」で「隠れたる趣味」を披露するには最適です(笑)。
CDはあるか? たぶん1種類だけですが、いちおう、あります。
全体評価 この本は、以前の記事でも紹介しました。
「ジャズっぽい曲をやってみたい」という方には、お勧めです。
ただし、この本を主たる練習曲の本とするのは、クラシック系だと、ちょっと難しいかもしれません。
最終的にどの教本を選ぶか分かりませんが、「併用曲集」的に何曲か抜粋して練習してみたいです。




というわけで、「コレで決まり!」という本が、なかなかありません。 (^^;)

| 坂上酔狂 | ピアノ練習のヒント | 17:56 | - | - | - | -
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