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2011.10.20 Thursday

ハノン 第2部終了

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    ●ハノンの一つの区切り

    昨日(2011/10/19)のレッスンで、ハノン第2部の最後、43番の属7のアルベジオが終わりました。最後の「決め」の和音がうまく弾けなかったのですが、オマケのマルです。

    ハノン(正確には、ハノンは人名なので、 Le pianiste virtuose en 60 exercices/ピアノの名手になる60練習曲という曲集)は、次のような3部構成になっています。

    • 第1部 準備練習(素早く、独立して、力強く、つぶをそろえる) (1番〜20番)
    • 第2部 さらにすすんだテクニックを得るための準備 (21番〜43番)
    • 第3部 最高のテクニックを得るための練習 (44番〜60番)

    ハノンを始めた時期をメモっておかなかったので正確には分かりませんが、1番から省略なしに進んできて、約6年強かかったと思います。

    第2部が終わったら、第3部に行くかと思いきや、師匠曰く「第3部は必ずしもやらなくていいので、最初に戻って1番からやりなおしましょう。でも今度は、ハ長調ではなくて、いろいろな調で練習してみましょう」との事です。

    第2部が終わったことで、いちおう、一つの「区切り」になったと思います。

    ●ハノンの利点

    アマチュアの方がハノンを練習する是非については、いろいろな意見があるようですが、私は、やってよかったと思います。以前書いた事の繰り返しになりますが、ハノンの利点を列挙してみましょう。

    1. 単純なのがいい。敷居が低い。(単純なのを「音楽性がない」と批判する人もいますが。)
    2. 短いので、5分・・・いや、3分あれば・・・いや、たとえ1分でも、練習できる。
    3. やはり、指が鍛えられる。(ただし、ちゃんと先生について、変な弾き方をしないようにしてください。悪い癖がついたり、故障の原因になりかねません。)
    4. 実は、ナチュラルポジションの訓練にもなっている。(ナチュラルポジションとは、「隣り合った白鍵に5本の指を1本ずつ置いた形」の事です。指使いの基本です。)
    5. ドレミと頭の中で唱えながら弾く事で、音名と鍵盤、音名と楽譜の対応を付ける練習にもなる。
    6. 第2部のスケール(音階)とアルペジオ(分散和音)は、演奏の基本中の基本。これが自然にできるようになると、演奏や譜読みがすごく楽になる。
    7. 以上の三点は、言い換えると、読譜力養成の側面支援になっている。
    8. 酔っぱらっても、弾ける。大人にとってはけっこう重要。

    今回は、このあたりで。

    コメント
    こんばんは♪

    「いろいろな調で練習」・・・唸りました。。。
    24のキーでハノンの1番を弾く…いまの私には、ちょっと想像がつきません。。。
    変奏もそうですが...いろいろな練習の仕方があるのですね♪
    • papi
    • 2011.10.20 Thursday 22:42
    papiさま、こんにちは。

    とりあえず先生に指示されたのは、24調すべてではなくて、♯と♭二つまでです。記事の書き方があいまいだったかな。

    だんだと、♯と♭の数を増やしていきたいと思ってます。
    • 坂上酔狂
    • 2011.10.21 Friday 07:22
    こんにちは。

    私の場合は、子供の頃バイエル終了してからハノンに突入しました。
    20番までを2週、39番の音階までいったのは15歳の頃でした。調の概念を知ったのは15の頃です。音階は暗譜させられたけど、忘れてしまいました。それ以降はハノンはレッスン受けてません。たまに第3部は弾くことはあるんですけどね。

    『楽譜を見ながら、移調して弾く』というのはこれもどうも大人からだと非常に困難というのを先生から聞きました。私も自分の先生にも実は欠けている能力です。(練習すれば弾けるようになっても他の曲での応用は不可で練習しないといけない)
    この能力があれば、有利なのはソナタ形式の曲の再現部の譜読みが不要になる位です。ただ提示部の移調しただけが多いのでそう譜読みは難しくないです。
    また困った事に、私の場合、どんな指使いでも器用に弾ききる能力があり(つまり全く意識しないで弾ける)、オタマジャクシから情報取得の方が慣れまくって手っ取り早いので、こういった移調とかは放置しまいがちなんです。
    でも調性を頭の中に叩き込んだほうが楽なんですけどね。

    今回のハノンの移調して弾くのは、上記のようなことでなく、黒鍵に慣れるという意味もあるかもしれませんね。
    音楽性云々よりも、まず指が出来てないと、表現なんで出来ないと思うんですよ。だからおっしゃる通りハノンは指の訓練ポジションの基本なのは事実だと思いますよ。
    • とまちゃん
    • 2011.10.23 Sunday 14:49
    とまちゃん様、こんにちは。

    曲を移調して弾くのは、私にはまだとても無理です。ハノンの1番に戻ってハ長調以外で弾くのは、とまちゃん様のおっしゃるように、黒鍵に慣れるための指の練習ですね。

    けっこう弾きにくい指使いのところもあるので(特に5の指で黒鍵を弾いた後で、4の指を黒鍵と黒鍵の間の白鍵に入れるパターン)、練習が必要です。

    まあ、先は長いので、ぼちぼちと進めていきたいと思ってます。
    • 坂上酔狂
    • 2011.10.24 Monday 07:31
    ネット検索で、このサイトをたまたま見つけました。

    ゼロから初めてまだ一年も経っていませんが、左手の譜読みができなくて、
    なかなか宿題の練習曲が弾けなく、やめようかどうしょうか迷っていました。
    もうしばらくは続けるつもりですが、いろいろな記事が参考となり、自分だけの悩みではないのだ、成長の過程なんだということがわかり、勇気づけられました。
    • きゅうる村
    • 2011.12.31 Saturday 22:56
    きゅうる村さま、コメントありがとうございます。管理人の坂上酔狂です。
    読譜はなかなか大変です。でも、続けていくと、ふと、ほんの少しだけ読めるようになる時がきます。その積み重ねだと思います。がんばってくださいね。
    • 坂上酔狂
    • 2011.12.31 Saturday 23:31
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