ゼロからでもピアノは弾ける

趣味ではじめた大人のピアノの記録。2004年に45才でバイエルからスタートしてクラシックの原曲に挑戦中。消音ピアノの活用や練習のヒント、工夫など。気が付けばピアノ歴10年越えです、相変わらず、下手です。はぁ・・・(^^)
全記事の総合目次 いままでの記事がすべて整理してあります。
ピアノ継続率(挫折率)の客観データ
●ピティナ・ピアノステップの開催データ

前々から、ピアノ継続率(挫折率)の客観データが見てみたい、と思っていました。しかし、なかなかそういうデータはありません。

あるとき、PTNA(ピティナ/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のWebサイトを見ていたら、PTNAがやっているピティナ・ピアノステップの開催記録を見つけました。

「ピティナ・ピアノステップ」というのは、簡単に言うと、
  • 導入1から展開3まで段階別になった23ステップの課題曲(以下「ステップ」と略)
または、
  • フリーステップといって、3分、5分、7分、10分、12分、15分の自由曲(以下「フリー」と略)
のいずれかをステージ上で演奏し、講師の先生方から評価してもらう、というものです。

(詳しくは、PTNAのWebサイトを参照してください。開催記録データの出典も同サイトになります。)

このPNTAのサイトに、過去約一年分、2万件超の開催記録(ステップやフリーの区分、曲名など)が載っています。これを根性で数えてみました。(2014/2/1〜2015/1/12のデータ22,850件)

●開催データから見る段階別人数

下の表とグラフがその結果です。

件数としてステップとフリーがほぼ同じくらいなので、無理を承知で二つのデータを合体させてあります。(そうしないと、全体像が見えないので)




表とグラフの読み方の説明です。
段階 私が独断と偏見で付けた上達の段階
全音分類 全音の楽譜の最後に載っている難易度表
PTNAステップ 私が「えぃ!やぁ!」で決めた上達の段階とステップの対応。なお数字は、一番件数の多い「初級前半」のステップとフリーの合計を100%とした時の相対比率です。
PTNAフリー こちらも、私が「シュワッチ! アタタタタ!」で決めた上達の段階と演奏時間の対応。正直言って、こちらは超イイカゲンです。例えばフリー3分だと、いかにも「バイエル程度」で弾きそうな曲も多いのですが、かなり難しそうな曲も含まれています。フリー7分以上は基本的には中級から上級の曲になります。本当は一曲一曲レベルを判定すべきなのですが、まあ、あくまでも目安という事でドンブリ勘定です。
比率 ステップとフリーを合計した件数の相対比率です。一番件数の多い「初級前半」を100%としてあります。
代表的教本 全音の難易度表やピティナ・ピアノステップの説明から、適当に抜粋しました。

なお、J、Gは基本的に子供と大人の区別です。PNTAのサイトによると次のような区分けになっています。まあ、中高生が微妙ですが、元データに中高生の区別が無いので、どうしようもありません。
  • J (ジュニアステージ) 就学前の幼児、小学生、中学生、高校生など
  • G (グランミューズステージ) 大学生、社会人、ピアノを始めたばかりの中学生、高校生など

●注意点・・・数字は目安

(1) データの信頼度はあまりありません

上達の段階と、ステップやフリーの区分の対応は、私の独断と偏見でつけたものです。合理的な根拠は乏しいです。

ピアノを習っている人がすべてPTNAのステップに来るはずもありません。あくまでも、限られた範囲のデータです。

また、私が「数え間違い」をしている可能性もあります。

(2) この表の数値は、「継続率(挫折率)」にはなっていません

記事のタイトルと矛盾しますが、表やグラフの中の何パーセントというのは、継続率にはなり得ません。

これは、次のようにして考えると、すぐ分かります。

例えば、あるピアノ教室のクラスの人数が次のようになっていたとします。

初級 100人
中級 100人
上級 100人

これで、「おお素晴らしい! 継続率100%ではないか!」と言っているようでは、いけません。上級になればなるほど、「時間がかかる」はずです。例えば、クラスを卒業するのに必要な平均的な期間が次のようになっているとします。

初級 1年
中級 2年
上級 5年

という事は、「1学年あたりの人数」を考えると、次のようになります。

初級 100人
中級 50人
上級 20人

はい。しっかり、挫折してます(笑)。

「じゃあ、この数字は何だ」と言うと、あくまでも、ピティナ・ピアノステップに来た人の「区分の構成割合」です。

(3) 子供のデータが圧倒的に多い

ピティナ・ピアノステップの受講者は、圧倒的に子供が多いです。上級になると大人が増えてきますが、私の興味のある「大人のピアノ」に、このデータを直接適用する事には慎重になった方がよさそうです。

(4) そもそも継続したから上達するとは限らない

あたり前の事ですが、継続したから上達するとは限らないです(^^)。

今回の記事は(も)、もともと制約と曖昧さの多いデータを使った「屁理屈」なので、「継続=上達」と短絡的に決めつけないでくださいね。(まあ
、それなりに相関関係はあると思いますが)

●それでも、データから読み取れることはある

以上述べたように、このデータは信頼性に乏しく、かつ、限定的なものです。また、特定の個人の上達を継続的に追跡したものでもありません。

しかしそれでも、データから読み取れることはあります。

以下、かなり危うい「推測」、あるいは、「作業仮説」に過ぎませんが、いくつか書いてみましょう。

(1) 初級後半に壁がある

初級前半から後半にかけて件数が半減しています。これはおそらく、昔、私が「バイエル80番台の壁」と呼んだものだと思います。代表的な教本だと、バイエル後半からブルクミュラー25の練習曲に入るあたりで難易度が急上昇します。これについていけない者が半数程度いる、という事だと思います。

(2) 中級前半にも壁がある

教本で言うと、インベンション、ツェルニー30番に入るあたりです。ここで再び件数が半減します。子供さんの場合は塾や中学受験や部活などで忙しくてピアノとの両立が難しくなる時期です。

これ以降も、子供の件数は減少し続けてしまいます。

(3) 大人の場合は、中級までたどり着ければ継続できる可能性が高い

ところが面白い事に、大人(表・グラフ中の「フリーG」の部分)は初級後半以降、むしろ増えています。

さきほど書いたように、このパーセンテージはそのまま「継続率」とする事はできませんが、中級までたどり着ければ、そのまま継続できる可能性がかなり高い・・・のかもしれません。

あるいは、子供からやってきた方が大人になったのでステップからフリーに鞍替えした、または、子供の時に中級以上まで進んでいた方が大人になってふたたび再開した、というケースが、けっこう含まれていると思います。

(4) 中級後半から上級に行けるのは1割いるかいないか

「真の継続率」は、たぶん、この表・グラフの数字より下がると思います。最終的に、ピアノがある程度自由に弾けるレベル、すなわち、中級後半から上級まで上達するのは、最初に始めた人の1割いるかいないか・・・だと思います。

厳しいですが、これが現実です。(多分)

--

これ以上の事は、推察するにしても、なかなか難しいです。(2015/02/01追記。思い直して、もう少し、屁理屈を展開してみる事にしました。次の記事です。)

PTNAや大手音楽教室は、こういった「継続率」を評価するデータや、継続率を改善するためのノウハウを持っていると思います。そういったデータや分析結果を公開して頂けると、私のような「大人のピアノ」の学習者は大変助かるのですが・・・無理でしょうかねぇ。(企業秘密かも・・・笑)

今回は、このあたりで。

P.S.

この記事をまとめた後で気づいたのですが、PTNAのサイトにも以下のようなページがありました。ご興味のある方は、探してみてください。

PTNAのホーム > ピアノコンクール > ニュース(2014/10/3付)
「コンペデータから見るピアノ継続のポイント」
 
| 坂上酔狂 | 「大人のピアノ」私論 | 17:01 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
CDからiTunesに取り込んだ音源の整理
ふと見たら、CDからiTunesに取り込んだ音源が、CD200枚分、三千数百曲を越えています。

それで音源が増えて来ると大変なのが、その整理です。

iTunesは「アルバム」とか「アーティスト」とか「作曲者」単位に表示できるのですが、どうも使いにくいです。

クラシックやジャズの場合「カテゴリー + 作曲者または演奏者」で整理できると便利です。例えて言うなら、CDショップの棚の区分けのような方法です。

それで、昔、ふと思いついたのが「ジャンル」の活用。

多くのCDの場合、何でもかんでも「Classical」、「Jazz」とかになってますが、これを「ピアノ:ショパン」などに変更するのです。それでiTunesの表示を「曲」単位にして、「カラムブラウザ」をONにしてやると下のような感じにできます。



これ、けっこう便利です。

ちなみに、取り込みのデータ形式をMP3にしておけば、スマホや他のソフト(例えばSONYのWALKMANのXアプリとか)でも、このジャンルの情報がそのまま使えます。(ジャンルがタグ情報としてファイルに直接書き込まれるためです)

取り込みのコツですが、まず、下のような表示が出たタイミングで「いいえ」を選びます。



次に「編集」→「すべて選択」して「右クリック」→「プロパティ」として、ジャンルのところを適当に変更してやります。それで改めて「インポート」すればOKです。取り込み済みの音源のプロパティも同様の方法で変更できます。



いずれ、CDはネット経由のストリーミングなどに置き換わっていくのかもしれませんが、もうしばらくは、「CDから取り込む」というスタイルは残るのでしょう。まあ、物理的な実体あるものとしてCDをコレクションする、という楽しみもあります。

皆さまの何かのご参考になれば。
| 坂上酔狂 | 消音ピアノ&IT活用 | 14:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
バッハの平均律に突入
今日(2014/12/25)、バッハの平均律第一巻1番C-Durフーガに、マル、もらいました。正直言って、つっかえたり、弾き直したりした状態での「超アマ目」のマルですが、いちおう、合格です。(クリスマス・プレゼント!)

実は、フーガの前に1番のプレリュードはマルもらってあったのですが、この曲はバッハの平均律第一巻と第二巻を通して例外的に、というか、唯一簡単な曲ですので、これを弾けたからといって「バッハの平均律やってます」とは言えません。やはり他の曲が弾けて初めて「平均律突入」です。

でも難しさは、ハンパじゃありません。ヨレヨレの状態で何とか弾き通すだけで、3ヶ月かかりました。

そもそも1番の4声のフーガは、平均律第一巻の中でもそう易しい部類ではないみたいです。おバカな私は、先生と相談もせずに勝手に「まあ、1番から順にやればイイっかぁ」と安直に練習を始めて、思いっきりハマりました。よい子の皆さんは、始める前にちゃんと先生と相談しましょう。

話は変わりますが、実は、バッハの平均律は多くの音大入試の必須曲みたいです。今だと、何となくですが、その意味が分かります。

それは、バッハの平均律については(あるいは「インベンションとシンフォニア」も含めて)、次の事が言えるからだと思います。

「楽譜を読めない限り、弾けない」(いわゆる耳コピは、まず無理。できる人は天才的に耳がいい)

じゃあ、楽譜を読めれば弾けるか、というと、そうは行きません。

「機械的に音符を弾いても、ちゃんと各声部を歌えないと、曲にならない。歌うためには、ちゃんと自分の出している音を聴けないといけない」

別の言い方をすると、

「各声部が、聴こえれば、歌える。歌えれば、弾ける」

という事です。

ただ、私には、全ての声部を完璧に聴き分ける事は無理です。しかし少なくともその瞬間に「主役」にまわっている声部がきちんと聴き分けられないと、弾けません。やはりバッハは、「聴く」そして「歌う」能力を鍛える最終兵器です。このBlogでは、何度も、ピアノ上達におけるバッハの有用性を書いたと思いますが、それを再確認した曲でした。

最後に一言。

「下手ピアノ。上手くなりたきゃ、バッハ弾け!」

 
| 坂上酔狂 | 練習日記 | 17:11 | comments(8) | trackbacks(0) | - | -
ヘッドホンMDR-F1逝く
長年、サイレントピアノ用に愛用していたSONYのヘッドホンMDR-F1が、ついに壊れてしまいました。 雑音がひどくて、使用に耐えません。 何度も落としてしまったので、それが原因でしょう。 耳当ての部分も、だいぶくたびれてきてしまっています。 ありがとうございました。 合掌。

MDR-F1

MDR-F1の後継機種にあたるSONY MDR-MA900ですが、ずいぶん前に購入してありました。 音質は良くなっていると思いますが、ヘッドバンドの装着感が今一つです。 この件については、以前にも記事にした事がありました。 (「SONY MDR-F1の後継ヘッドホンは?」)

HPH-200P

もう一つ、YAMAHAのサイレントグランドピアノに付属していたヘッドホンですが、オープンエア型のHPH-200Pという型番のものです。推測ですが、おそらく、市販品のHPH-200と同じものです。 こちらも、なかなか良いヘッドホンだと思いますが、音の作り方が SONY MDR-MA900とずいぶん違います。

MDR-MA900

簡単に比較してみると、

【SONY MDR-MA900】
 ○とにかく素直でフラットな音。聴き疲れしない。軽い。蒸れない。耳たぶへの負担が小さい。
 ×ヘッドバンドの装着感が今一つで弱い。低音が薄い。

YAMAHA HPH-200
 ○重厚な音。サイレントグランドピアノの純正付属品なので音色のマッチはよいのかな(?)
 ×耳たぶを抑えるタイプなので、長時間装着はきついかも。「作った音」感が強い。

という感じで、ほぼ正反対の性格です。

しばらく併用してみて、そのうち自然と「こっちがいい」と収斂していくのだと思います。

ああ、しかしマズい事に、「ヘッドホン探しに電気屋に行きたいよう!」病の発症の兆候があります。

今月は、お財布がピンチなのに、ヤバいです。(笑)

 
| 坂上酔狂 | 消音ピアノ&IT活用 | 12:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
グランドピアノ ヤマハC1X-SHを購入しました
突然ですけど、グランドピアノ ヤマハC1X-SH(サイレント仕様)を購入しました。
C1X-SH

さっそく、ピアノの上やら周りがゴチャゴチャしますが・・・(^^;)
まだ、整理がついてない・・・orz

上に乗っているのは、サイレントピアノの外部スピーカー用に購入したネットワーク・オーディオ対応ミニコンポ(これもヤマハ製)と、お手軽録音システム用、兼、ミニコンポのリモコン用のiPadです。

実質支払額の方は、今まで使っていた10年前のサイレント付のアップライトを下取りに出して、お店の方にけっこう頑張ってもらって、100万円台後半です。はっきり言って、豚に真珠、猫に小判ですが、「どーせ、あの世にお金は持っていけないんだから、元気なうちに、欲しいものは買っちまえ・・・消費税も上がるし・・・」という、完璧衝動買いです。はい、日本のGDP上昇に貢献してます。

ちなみに、部屋もリフォームしました。そうしないと、グランドピアノが入りません。リフォームして、必要性の低い家具とか処分しまくって、ギリギリ何とか、いわゆるC1クラスが入る見通しがついたので、生涯最後の無駄遣いだ、と思って決断しました。

C1Xを選定したのは、ヤマハだとサイレント付の最小サイズがC1クラス(奥行160cm級)になるからです。この下のGB1クラス(150cm級、前はA1という名前だった)は、サイレントが付きません。

カワイも検討しましたが、カワイの最小サイズ150cm級の機種は、消音は付くのですが、生音がやっぱり弱い。160cm級と明らかな差があります。一方、ヤマハの160cm級C1Xに相当するのがGX1ですが、これだと、5cmでかい。その5cmが部屋に入るかどうかの瀬戸際です。

ちなみに、C2(170cm級)以上は、無理です。入りません。

それから、マンション住まいですから、消音機能は必須、かつ、その性能が重要です。最新の消音システムは進歩していて、鍵盤だけでなくハンマーの動きもセンサーで検出します。これができるのは、ヤマハとカワイの最新機種のみ(だと思います)。(訂正:現行SHタイプのひとつ前のSGタイプのサイレントピアノもハンマーを読んでました。そのさらに前は・・・ちょっと分かりません。すみません。2014/03/15)
他社の後付消音システムや旧機種だと、私の知る限り、ハンマーの動きは読んでいません。したがって、ヤマハとカワイの最新機種以外は、選択肢から外しました。

そんなこんなで、音色がどーの、タッチがこーの、という前に、C1X以外の選択肢はあり得ませんでした。(なお、従来のC1のサイレント仕様がC1TDSHという名前で31万円ほど安く出ていますが、この値段の違いなら、「上級機種」の方を買おうと思いました。)

それで、やっぱり、グランドピアノ、弾いていて気分いいです。最小サイズのグランドでも、アップライトとはぜんぜん違います。

サイレンシステムの出来も、旧機種に比べて良くなっていると思います。特に良いのは、やはりタッチ、そして、生ピアノとサイレントを切り替えた時の違和感が大幅に減った事です。

あと何年、元気にピアノに向かえるか分かりませんが、できるところまで、コイツと付き合っていきたいと思います。

今回は、このあたりで。

P.S.
突っ込まれる前に補足しておきますが、当マンションは管理規約上「時間を守れば楽器可」と明示されており、かつ、実際の防音性能もかなり良い物件です。この件についてのコメント等はご遠慮願います。

 
| 坂上酔狂 | 雑記帳 | 12:20 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
大人のピアノ10年の記録/ピアノ練習における学習曲線
早いもので、年が明けて2014年になると、ピアノを始めて10年になります。
よくぞまあ、続いたものです。相変わらず、下手ですが・・・。

ピアノ10周年記念に、ちょっとしたグラフを作ってみました。(クリックで拡大)

 learning curve 1

横軸が「ピアノを始めてからの年数」、縦軸が「練習曲のマルの累積個数」です。
一部、「マルもらった日」をちゃんとメモしておかなかったので、適当に推定・補間した部分も含みますが、まあ、大勢に影響はありません。

それで、作った当人も意外でしたが、これがまた見事な「学習曲線」を描きます。

「何かに習熟する際には伸びる時期とスランプ(プラトー)を繰り返す」という事は、日常よく経験しますが、それを実際にデータに基づいて可視化してみると、けっこうインパクトがあります。(「学習曲線」を検索)

「マルの累積個数」と「実力」は、必ずしもストレートに比例するものではありませんが、成長の度合いを客観的に評価する一つの指標にはなりうるでしょう。

また、私の場合、「バイエル」→「ブルクミュラー」→「インベンション」→「シンフォニア」、という比較的オーソドックスな順で練習を進めてきたので、一般的な進度との比較もやり易いと思います。

それぞれの時期が分かりやすいように、ちょっとグラフに加筆してみました。当時の事を思い出して、けっこう感慨深いものがあります。

皆さまの何かのご参考になれば幸いです。

learning curve 2
| 坂上酔狂 | 「大人のピアノ」私論 | 12:12 | comments(11) | trackbacks(0) | - | -
iPad+USBオーディオ・インターフェース
Apple iPad Camera Connection Kit(30pin Dockコネクタの場合)、または、Lightning-USBカメラアダプタ経由で、iPadと、USBオーディオ・インターフェースがつながるのだそうです。お値段は、いずれも3,080円。

さっそく、やってみました。ポイントは、iPad本体からの電源供給能力が低いので、電源供給のできるセルフパワー方式のUSBハブを間にはさむこと。こちらは実売1,000円ちょっと。



上の写真は、昔買ったヤマハの「MW10」というミキサー付のUSBオーディオ・インターフェースです。iPadであっさり認識されました。初代iPad(iOS5.1.1に更新済)でも大丈夫です。これを使えば、消音ピアノの音も、外部マイクでひろった音も、iPadで録音・再生できます。

※MW10は、今は後継機種のMW10Cになっています。こちらがiPadで認識されるかどうかは分かりませんので、悪しからず。

前回紹介したYAMAHA Cloud Audio Recorderを使って、ピアノ練習用の環境を作ってみました。

まあ、充分使えるのですが、消音ピアノと外部マイクの切り替えが面倒です。何とかならないか、と、無駄投資しながら試行錯誤中です。
| 坂上酔狂 | 消音ピアノ&IT活用 | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
iPad/iPhoneお手軽録音アプリ YAMAHA Cloud Audio Recorder
最近、iPadやiPhoneなどのIOS機器での音楽制作環境が充実してきているようです。

そんな中で、YAMAHA Cloud Audio Recorderという「チョイ録り、チョイ再生」がお手軽にできるアプリを見つけました。200円! けっこう使えます。初代iPadでも大丈夫です!

起動すると、下のような何ともレトロなテープレコーダーの画面が出てきます。操作方法も、昔懐かしいテープレコーダーといっしょ。と言うか、「巻き戻し」が無い分、こっちの方が簡単です。




それから、再生した時に「最新の録音から再生してくれる」のがありがたい。ここが「古い録音から再生」だと、超使いにくいのです。単純な事ですが、使い勝手に大きく影響します。

録音中は、テープリールがグルグル回るのですが、これもグッド。ボタン押し忘れを防げますし、いかにも「録音してるぞっ!」という感じがします。

また、過去の録音は、次の画面で管理できます。ここで、日付がファイル名になっているのですが、この機能もマル。変にFILE001、FILE002とか通し番号になっていると、かえって管理しづらいです。もちろん、任意の名前に変更可能です。

また波形が表示されるのもマル。ドラッグすれば途中から再生とかも簡単にできます。



最低限の編集やエフェクトもついています。SoundCloudという音楽版YouTubeみたいなサイトへのアップロード機能もあります。(まあ、でも、私には、あまり縁がないかな)

むしろありがたいのは、iTunesを使えば、簡単にパソコンに取り込めること。(iTunes上で接続されたデバイスを選び、Appメニューのファイル共用で出てきます。後は「保存先」ボタンかドラッグ&ドロップでコピーできます)



録音品質は、「Wav 44.1KHz、16bit。1Fileあたり最大30分」という、いわゆるCDクオリティで、録音時間も短め。昨今の高機能録音アプリの水準からするとちょっと弱いです。とは言っても、自分の演奏のチェックや記録には十分です。

高度なDAW(Digital Audio Workstation)とかは、ダウンロードしただけで、ぜんぜん使いこなせていないのですが、このCloud Audio Recorderならうまく活用できそうです。

残念なのが、内蔵マイクを使うのでモノラル録音になってしまう点と、録音・再生の音質がイマイチなこと。

これは、iPad/iPhoneに外部USBオーディオインターフェースをつなげば、解決できます。実は、いろいろ試行錯誤している最中ですが、なかなか一筋縄ではいきません。これについても、上手くいったら記事にしてみたいと思います。
 
| 坂上酔狂 | 消音ピアノ&IT活用 | 09:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
消音ピアノの「お手軽」録音・再生環境
消音ピアノ(ヤマハならサイレントピアノ、カワイならANYTIME)とICレコーダーを接続した状態で、録音・再生の手間を最小にしたいと考えてみました。まあ、要するに、
 
  • スイッチやボタンを出来るだけ押したくない
  • つなぎっぱなしにしたい
  • でも余計な電気は使いたくない

という事です。単なる「ズボラ」です、はい。

いろいろ試行錯誤してみたのですが、消音ユニットのAUX IN(LINE IN)端子を使うと、けっこう、うまくいく事に気づきました。AUX INの活用、我ながら、盲点でした。

具体的には、下の図のように配線してやります。(ヘタクソな手書きの絵ですみません)



こうすると、何がイイのかと言うと
 
  • ヘッドホンや外部スピーカーから再生音が聞こえる。いちいち、ケーブルをつなぎ替えたり、ボタンを押す必要なし
  • 追加投資はケーブル代のみ
  • ICレコーダーのLINE INケーブルを抜けば、レコーダーの内蔵マイクで生ピアノを録音できる。それを再生すれば、消音ピアノのヘッドホンで聞くことができる。
  • 再生音と同時に弾けば、デュオピアノ状態

というあたりです。

AUX INやLINE IN端子は、名前は違いますが、実質的に同じものです。ヤマハでもカワイでも付いてるようです。

ケーブル類のコネクタ形状は、各々の機材に合わせてください。うまくすれば、二股分配だけ買えばいいかな? 図中のオス→メスの延長ケーブルは別になくてもOKです。

録音・再生レベルをうまく調整すれば、弾いた通りの音量で聞こえます。

一つ注意すべき点は、録音時にICレコーダーのLINE IN→LINE OUTのスルー出力(ダイレクト・モニターループバックとか録音時モニターとかいう機能です)をオフにすること。これがオンだと、ハウリングを起こして大変な事になってしまいます。

以上、何かのご参考になれば。

 
| 坂上酔狂 | 消音ピアノ&IT活用 | 10:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
コメントにお返事できなくてすみません
この数か月、何人かの方からコメントを頂いたのですが、私の体調がイマイチだったり、ちょっとプライベートで忙しかっりして、ついついお返事をサボってしまいました。たいへん申し訳ありませんでした。
ピアノはボチボチと続けています。今年の12月には、久々に発表会に出てみようかと思っています。曲は、ショパンのノクターンOp.9-2。うまく弾けるかどうか・・・。
| 坂上酔狂 | 雑記帳 | 10:15 | comments(3) | trackbacks(0) | - | -
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